黄昏流星群の最終回~アラフィフ世代には、人生100年時代の生き方のお手本~
黄昏流星群の最終回をFODで観ました。
収まるべきところに収まったということですかね。
夫の不倫を非難せずに自らの意志で卒婚し、新しい人生を始める決意を固める妻。
会社で正義を貫き、役目を果たして次の人生に歩きだす夫。
好きな人の足でまといになりたくなくて、そっと身を引く愛人。
共通しているのは、皆、人生の次のステージに向かうこと。
まさに、人生100年時代にふさわしいドラマです。
ひと昔前の50代は、もう人生の終盤になり、後は残りの人生を淡々と生きることが
普通でしたが、今の50代はそうではありません。
あと、50年あるのですから、気力、体力があれば、
新しい生き方を模索するのは自然の流れなのでしょう。
完治役の佐々木蔵ノ介さんは、最初はオヤジ臭くなくてもっと渋い俳優さんの方がいいのではないかと思っていましたが、平身低頭で上役のために走り回る姿が、組織の中で生きるサラ―リーマンの悲哀を感じさせて、胸にせまりました。
妻役の中山美穂さんも良妻賢母の人妻役が以外に合っていました。
栞役の黒木瞳さんは、けなげではかなげで、ひたむきに生きる姿を好演。
栞ははまり役でしたね。
最後はみんなハッピーエンドになって、めでたし、めでたしでした。
umekoは、人生の荒波を乗り越えてきましたから、もう辛い悲しいドラマは
身体が受け付けません。
見終った後も幸せの余韻に浸れるのがドラマの醍醐味でもあるのですから。
今日は、ぐっすり眠れそうです。